納豆の栄養素

納豆に多く含まれる「レシチン」

納豆には「レシチン」が多く含まれています。

なっとうくん

わが国日本は、団塊の世代をむかえ高齢化がすすでいます。そして、痴呆症などの脳の老化が取りだたされるようになって来ました。
納豆は、大豆加工食品の中でも、リン脂質を多く含み、代表的なものが大豆レシチンです。この大豆レシチンは、体内で吸収され、血中のコリン濃度を上げ、脳内でアセチルコリンに変化し、記憶や判断などの情報伝達物質に変化するのです。
頭を使ったり、ストレスがたまったりするとアセチルコリンが消費され減少してしまいます。そこで納豆に含まれるレシチンを摂取することで、再び血中のコリン濃度を上げることで、物忘れを防止したり、学習能力を高める効果があるとされています。
大豆加工食品の代表として挙げられる納豆と豆腐がありますが、豆腐にはリン脂質はほとんど含まれていない事が解かっています。ちなみに大豆100gに含まれるレシチンの量は1,480gと他の食品と比べ圧倒的な含有量を誇っています。
レシチンは大豆そのものより納豆のほうが消化吸収率が高く、効率よく身体に取り込むことができる食品です。注意してほしいのは、サプリ等で多量に摂取するとレシチン自体は高カロリーですので肥満の原因や成人病の原因となることがあります。サプリに頼らず普段の食事から摂ることを強くお勧めします。
納豆を食べて老化でひき起こる健忘症や痴呆症を予防して身も心も頭も健康で高齢化社会に打ち勝ちましょう!

腸元気、骨元気には発酵食品納豆

骨元気で元気に暮らす!!

びたみんけーつーくん

納豆に含まれる成分でナットウキナーゼは皆さんご周知のところで、血栓を溶かす働きがあり、脳梗塞、脳卒中、心筋梗塞などの予防や治療などに有効とされています。
しかし、これらの病気で寝たきりになっている方達より骨折などで寝たきりになっている方達の割合が増えていることはご存知でしょうか。それも納豆をよく食べる地域より納豆を食べない地域の割合が多いことを。骨はカルシウム、身体でカルシウムが不足すると骨を溶かし血液に送り込みます。それで骨がカスカスになり、骨粗しょう症になってしまうのです。
そうならない為に牛乳や魚などを食べてカルシウムを摂っていると言う方も多いはずです。でも、摂っただけではダメ、ダメなんです。ビタミンK2がないと骨は作られないのです。ビタミンK2は、骨にカルシウムを沈着させて丈夫な骨を作るのに必要で、また骨は、コラーゲンにカルシウム、マグネシウム、リンなどが沈着して出来ているのです。
カルシウムだけを摂っても骨は作られないことが解かって貰えたでしょうか。それともう一点、体内のカルシウム濃度を一定に保つために必要なのがビタミンDで紫外線を浴びることで身体か作ってくれます。でも長時間浴びないでください。シミ、ソバカス、皮膚がんになることもあるのでご注意。
納豆にはまだまだ生活習慣病を予防する、防ぐパワーがあります。サポニン、水溶性ペプチド、リノール酸、セレンなどなどです。

納豆は新型インフルエンザに勝てる!?

納豆で新型インフルエンザに勝つ!?

だいずくん

納豆には新型インフルエンザは勿論、インフルエンザを抑制する力はありません。
しかし、納豆には、身体の免疫力を挙げる成分が豊富に含まれています。人間の腸内には100種類、100兆個ともいわれている細菌が棲息(せいそく)しています。疲れたり、ストレスが溜まったり、年を取ったりすると悪玉菌であるエウルシュ菌や腐敗菌増殖し、腸が弱り、免疫力が低下してしまいます。
納豆には善玉菌の代表であるビフィズス菌の大好きなオリゴ糖や繊維質が豊富に含まれているので、偏った肉食の食生活をしている人とかストレス、加齢で減少してしまったビフィズス菌を殖やすことができ、若くて健康な腸にしてくれ、結果免疫力がアップし病気にかかりにくい体質になると考えます。
ワクチンが足りないといっている昨今、納豆を食べる価値はあると思いませんか?

メタボリックシンドローム

内臓脂肪は怖い

めたぼーくん

暴飲・暴食・運動不足が原因で内臓脂肪は付いてしまうので、運動や食生活の改善で減らすことはできます。しかし、その前にして置かなければならない新たなポイントがあるのです。

肝機能をよく保つ

内臓脂肪を効率よく燃やすためには、肝臓の機能をよく保つことがポイントです。
身体全体に蓄積されている皮下脂肪は、肝臓を経由しなくてもエネルギーとして燃焼させるので、肝臓がかかわる事はありません。しかし、内臓脂肪の場合は、脂肪が溜まっている腸間膜が血管を通じて肝臓に直結しているのです。つまり溜まった内臓脂肪は、肝臓を経由しないと脂肪を燃やすことができずエネルギーとして使われることはないのです。ですから肝臓が元気でなければ内臓脂肪を効率よく燃やす事ができないのです。
そこで内臓脂肪に詳しい医師に効果的に内臓脂肪を減らす食材を3つ上げてもらいました。共通してあげられた食材は、「お酢と大豆」でした。
お酢と大豆で体内脂肪は減らせるのでしょうか?
大豆には、アルギニンをはじめとする良質の大豆タンパクを構成するアミノ酸が豊富に含まれています。このアルギニンが傷ついた肝臓の細胞を修復し機能を回復させる働きがあるのです。
ではお酢の役割は?
お酢の主成分である酢酸は、肝臓での脂肪燃焼を促進してくれるのです。酢酸が肝臓細胞の酵素を活性化してくれ、元気になった酵素が肝臓内の脂肪燃焼を促進してくれると言うわけです。
ちなみにお酢と大豆以外にも次の食材が肝機能を高め脂肪燃焼を促進してくれます。

  • シジミ:アラニン
  • 豚肉:ビタミンB1
  • タコ:タウリン
  • 緑茶:カテキン

内臓脂肪退治に特に大豆がお勧めなのは、大豆にはもう1つの大事な役割があるからなのです。
医学会では、まだ研究段階なのですが大豆タンパクが善玉物質のアディボネクチンを増やして悪玉ホルモンを減らす効果があるといわれているのです。
アディポネクチンとは、善玉ホルモンの1つで大豆に含まれている良質の大豆タンパクがアディポネクチンを増やし悪玉T(TNF-α)と悪玉P(PAI-1)を撃退してくれるのです。

ポイント「大豆とお酢」正しい摂取方法
あるある流献立

  1. 朝食時に大豆(納豆1パック又は豆腐半丁又は煮豆50g)
  2. 昼食時にお酢(「醸造酢」を大さじ2杯を5倍以上の水で薄めて飲む。又は、酢の物を食べる)
  3. 夕食時に大豆(納豆1パック又は豆腐半丁又は煮豆50g)

今までの食事に上記内容を追加するだけで肝機能が改善され内臓脂肪が減っていくのです。

※注)お酢は、醸造酢と書いてある物を選ぶ。それと酢酸が大豆タンパクを固め、吸収を阻害する恐れがあるためお酢と大豆は1食離して摂取するとよい。
内臓脂肪が気になるアナタ!
まずは肝機能の改善から心がけてはいかがですが!!

納豆を食べて血管の若返りをしよう!

納豆には血管を若返りさせるサポニンが豊富

へもぐろくん

納豆に多く含まれている「サポニン」は、動脈硬化を引き起こす狭心症、心筋梗塞、脳梗塞といった成人病、生活習慣病から健康を守ってくれる強い味方です。
納豆の原料大豆に含まれるサポニンとは、「サポ」泡、という意味で、水を加えると発泡する性質を持っています。皆さんも経験したことがあるかもしれませんが、大豆を洗ったとき、煮たときに泡立ちます。「起泡性」といいます。これがサポニンです。
納豆を食べると、サポニンの働きにより、宿便を解消し、便通をよくし腸を綺麗にして大腸がんをはじめ、その他の癌や病気を予防するのに役に立っているといわれています。さらに、血管に付着したコレステロールや脂肪などを洗い流し、老化防止の働きや動脈硬化を防ぐ働きが解かっています。
年齢を重ねると「過酸化脂肪」体内の(サビ)、(腐った脂肪)とも呼んでいますが、心臓や脳に、と到る所にたまり酸素の攻撃を受けて、老化現象となって蓄積されていきます。
納豆を食べてサポン二を身体に取り込んで血管を掃除して若返りをしましょう。
肥満防止、肩こりの解消、最近ではエイズウイルスの増殖を抑える効果でも注目されいてます。